昨年の秋ごろ、主人と結婚祝いをかねて北海道旅行をしました。
札幌を拠点に温泉どころを数箇所回り、旅館の美味しい食事をたっぷり堪能し、秋の美しい景色も満喫し、とても楽しい旅行でした。
さて、バンコクに戻り、旅行の話を何人かのタイ人に話したところ、面白い反応が返ってきました。

「ね、なんていう“旅館”に泊まったの」「食べ物が美味しい“旅館”はどこだった？」とかなり具体的な内容です。

タイに北海道ブームが巻き起こって２年ほどたったでしょうか。今もなおブームは衰えることなく続いています。
北海道に行ってみたいというタイ人も多く、まさしく質問をしてきたのは、次の休暇には北海道へ行こう、と考えている人たちだったのです。

そのうちの一人は我が家で特にお奨めだった登別の温泉ホテルに宿泊することを決め、今度の５月に行くそうです。
もう一人は今年中に時間を作って、ゆっくりと北海道巡りをする計画を立てているのだとか。

北海道に旅行するのだから、北海道の人に聞けば間違いない、という信頼感に若干のプレッシャーを感じつつも、興味を持ってもらうのはやはり嬉しいものです。
バンコクから千歳への直行便も増えつつあるこの頃、北海道を訪れるタイ人はまだまだ増えるのではないでしょうか。
美味しい海の幸に“旅館”ならではのおもてなし、そして雄大な自然。これらがタイ人の心をどれほど魅了しているのか、まだまだ未知数です。

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