先日、夜のシーロム通りを歩いていたら、いわゆる「ストリート系」の若者たちが、路上でダンスを披露していました。

ダボッとした服が特徴のストリート系は、これまでバンコクで見かけることがありませんでした。特定の場所にはいたのかもしれません。でも、今回のように見かけると「あれ、バンコクにもストリート系の若者っていたんだ」と思う程度に稀な存在です。

一般的にストリート系若者のイメージがどういうものかわかりませんが、路上で踊る彼らはどちらかと言うと、清涼飲料水のコマーシャルにでも出てきそうな爽やかな印象です。通行人や外国人旅行客も、足を止めてにこやかに彼らのパフォーマンスを見学しているのが印象的でした。

正直なところ、彼らの踊りは素人の目から見ても、お世辞にも上手いとは言えません。それでも「見てください。僕たちこんなダンスができるんです」という一生懸命さが伝わってきます。
ストリートパフォーマンス自体を見かけることのないバンコクで、彼らのダンスは若者特有の大胆なエネルギーを感じさせ、私にとっても新鮮なものでした。

ちなみにバンコク市内にストリート系ダンス教室があり、日本人講師が活躍しているそうです。もしかして練習中の生徒たちだったのかな？
通行人が観客の路上で、「次お前が踊れよ」とつつき合う姿も初々しいものでした。
それにしても、こういうのって“お上”の許可はいるのかな？許可済みかな？なんて心配は、余計なこととわかっていますが…

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