ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

「ISイスラミックステイト」の人質事件から、イスラム教を危険視するような雰囲気になってきていますが、イスラム教徒に対する大きな誤解となっていてとても残念です。


お買い物も出来る。

お買い物も出来る。

カトマンズにはイスラム教徒のビジネスエリア、ハラルフードのレストランがあり、イスラム教徒でない人たちも普通に利用しています。
イスラムの祝祭イードも国民の祝日となり「イード ムバラク!」とお祝いの言葉も交わしますし、市内中心部には立派なモスクがあり、敬虔な人々が金曜日の礼拝に訪れています。モスクの周りに集まってくる物乞いに喜捨をするのを見かけます。


お祈りの時間かな?

お祈りの時間かな?

その市内のモスクに一度入ってみたことがあります。礼拝の日ではありませんでしたが、中央の広場には噴水があり、その周りに露店が出ていました。
メッカの方角に向かってお祈りできるような広いエリア。文字は全く読めませんがお祈りの時間を示した時計の文字盤が掲示されています。外の喧騒とは全く異なり静かで心落ち着く空間です。


広いお祈りホール。

広いお祈りホール。

私個人で、ムスリムの人たちとのお付き合いは少ないものの、お店やバザールで接する人たちは一般に硬い表情と眼差しですが、寡黙で真面目、頼んでおいたことは責任を持ってしてくれるという印象があります。


実は事件後、在住者にも注意喚起の文書が流れてきました。ネパールもテロリストの通過点としてなっていて、ある程度の緊張感は常に持っているべき地域だそうですので、最低限の危機管理はどこにいても必要な世の中になってしまったようです。



レポーター「うえの ともこ」の最近の記事

「ネパール」の他の記事

  • 682 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives