気持ちが暗くニュースばかりが話題になる昨今の世の中、オランダで久々に明るいニュースが聞こえてきました。

11月中旬のある日、オランダのアイントホーヘン（Eindhoven）という街で一人の女性が救急車で緊急搬送されました。
重度の低血糖症の疑いがあり、さまざまな検査のために病院に行かなくてはならなかったそう。
でも家には5人の幼い子供がおり、母親以外に子供の面倒を見てくれる大人がいないことが問題になりました。
そこで出動したのが、なんと二人の若い警察官。

代わりに子供の面倒をみられる身内の人が到着するまで、5人の子供に目玉焼きのサンドイッチとフルーツを用意して食べさせてあげたのだとか。
そして何より世間の好感をよんだのが、警察官たちがしっかりとお皿を洗って後片付けをしていったこと。

この投稿が書かれてから1か月足らずですが、既に10万件を超える「いいね！」の反応があるようです。

もちろん子守は警察の本業ではありませんが、融通をきかせて職員を派遣してくれる柔軟性は素晴らしいですね。
記事には子供の年齢や性別などは「幼い」というだけで一切かかれていないのですが、突然登場した警察官にどう反応したんでしょうね。
写真を見る限り、若くて笑顔の優しそうな2人なので、打ち解けてくれていたらいいなと思います。

そして母親が救急搬送されたという事件が子供たちにとって悪い思い出にならないように、彼らが上手く対応してくれたことを祈るばかりです。

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