スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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クリスマスソングというと、世界共通で知られているものが多くありますね。
きよしこの夜、もろびとこぞりて、牧人ひつじを…、といった讃美歌、ポピュラー系ではジングルベル、赤鼻のトナカイ、サンタが街にやってくる…、クラシックでは、オー・ホーリー・ナイトなど、皆様も色々思いつくことと思います。

しかし、自国だけで広く知られるクリスマスソングも多くあるものです。
日本でもポピュラーのミュージシャンにより作詞作曲され歌われているクリスマスソングも多くありますが、そのほとんどは日本でのみ広く知られているものです。

スウェーデンでも同様に、国内でのみ広く知られるクリスマスソングも色々あるのですが、そのなかでも、「Hosianna, Davids son」(ダビデの子、ホザナ)という曲は有名です。


多くの合唱団がクリスマスコンサートで歌う「Hosianna, Davids son」

多くの合唱団がクリスマスコンサートで歌う「Hosianna, Davids son」

ダビデとは、ダビデ像で有名なあのダビデ、その息子のホザナを讃えるように歌った曲ですが、ベツレヘム出身のダビデとその息子ホザナには、クリスマスとも深い関係があるようです。
詳しくは敬虔な信者のみが知ることでしょうが、聖書には書かれていることと思います。

この「Hosianna, Davids son」は、混声コーラスにより演奏されることが多く、聖歌隊をはじめ、プロアマ問わず色々な合唱団が多く歌っている曲です。ソリストにより歌われているのはあまり聞いたことがありませんが、やはりこの曲は、コーラスのハーモニーがあるからこそ映えるように思います。

正式にはクリスマス前のアドベント期間に演奏される曲とされ、聞いていると至福に満たされるような、美しいメロディーです。
ご興味のある方は、動画サイトなどで「Hosianna, Davids son」をキーワード検索すると、美しいコーラスのハーモニーが印象的なこの曲が聴けることでしょう。





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