台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

お迎えの様子

お迎えの様子

 過去2年、台北市立第一女子高級中學(以下、北一女)とお茶の水大学附属女子高等学校(以下、お茶の水)の国際交流の様子を紹介してきました。3年目の今年は、これまでとは違う交流になりました。

 


改めてあいさつを行ないます

改めてあいさつを行ないます

 お茶の水の生徒が来校後、学校紹介と両校の代表者による記念品交換を行ないました。過去2年は、その後総統府、台北賓館の見学でしたが、今年は、エシカルファッションショー、3つのグループに別れてのディスカッションと発表を行いました。

 


エシカルファッションショーの様子

エシカルファッションショーの様子

 エシカルファッションとは、「ethical」の意味にある「倫理にかなった」、「道徳的な」といったテーマが込められたファッションのことです。

 モデルは、両校の生徒が務めましたが、慣れないハイヒールに四苦八苦する姿が初々しく映りました。モデルが全員揃ってからは、それぞれのデザインに込められた意味や、社会問題などを紹介しました。


ディスカッションの様子

ディスカッションの様子

 ディスカッションは、昨年の交流時は午後からのの授業体験後に行なわれましたが、今回は午前行ないました。

 お茶の水側は、このディスカッションに備え、4月の時点で人選を行ない、英語のトレーニングを行なったそうで、昨年の生徒たちと比べると、気後れする様子は全くなく、堂々としている姿が印象に残りました。


午後は映画館へ移動

午後は映画館へ移動

 午後は、特別プログラムになりましたが、私は不在でしたので、簡単に紹介します。

 午後はまず映画館へ移動し、「湾生回家」という映画を鑑賞しました。この映画は、10月中旬から上映されていますが「湾生」という戦前台湾で生まれた人たちで、戦後日本に戻ってからも台湾を懐かしく思う人たちが台湾を訪れ、当時のことを思い出す様子を紹介したものです。
 映画鑑賞後、学校へ戻り、映画の中に出てきた1人の女性が両校の生徒を前に当時のことを話しました。

 その時の様子は、11月17日のNHK BS1の「キャッチ! 世界の視点」で紹介されました。

http://www6.nhk.or.jp/catchsekai/archives/index.html

 ちなみに、その女性は当時の北一女の卒業生。
 久しぶりに母校に帰り、懐かしい思い出に浸ったようです。

 映画の内容で討論後は、お互いに歌などを披露し、交流は終了となり、生徒たちはホームステイ先へ向かいました。
 
 今年の交流は、両校の生徒たちにとって特別なものになったようですが、来年はどうなるでしょうか。


レポーター「小川 聖市」の最近の記事

「台湾」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives