台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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八村塁(左)

八村塁(左)

 8月29日~9月6日にバスケットボールの国際大会・ジョーンズカップが開催されました。日本は2勝6敗の8位と結果は芳しくなかったのですが、注目を集めた選手がいました。
 1人は久しぶりに台湾を訪れた田臥勇太。過去にNBAでプレイしていたことを知っているファンは多く、大きな声援を集めました。
 もう1人は、明成高校3年の八村塁。
 明成高校は、今夏のインターハイ優勝だけでなく、ウィンターカップも昨年まで2連覇を達成していますが、その優勝に大きく貢献しているのが、この八村。
 私自身、気になっていたので、様子を見てきました。


代表デビュー時の交替時

代表デビュー時の交替時

 9月23日に、リオ五輪出場がかかるFIBA ASIA男子バスケットボール選手権が控えていたこともあり、八村の出場機会は限られ、私が訪問したときでも少ししか見られませんでした。

 しかし、8月30日のアメリカ戦では最長の13分7秒出場で、3リバウンド4得点を記録。試合後の記者会見にも呼ばれ、台湾の記者から色々質問を受けました。


8月30日のアメリカ戦より

8月30日のアメリカ戦より

 質問は、試合のことをはじめ多岐に渡り、高校卒業後の希望進路、8月に交流したHBL優勝チームの台北市立松山高級中學(以下、松山高中)のこと、交流や今回の試合で感じた台湾の選手についての印象もありました。

 高校卒業後は、アメリカの大学進学を希望していて、将来はNBAでのプレーを目指すということでした。
*12月6日に学校で行なった記者会見で、八村はゴンザガ大学受験を表明しました。
 


ディフェンスも

ディフェンスも

 松山高中については、好印象を持っていて、あとで私が話を伺った際には、印象に残っている選手たちのことも色々話してくれました。9月1日の休日には、その松山高中を訪問し、選手たちと再会を果たしたようです。


今後の飛躍に期待

今後の飛躍に期待

 記者会見後、私は少しだけお話を伺いました。
 私が気になったのは、年が離れている先輩たちとのコミュニケーションについて。これは、「先輩の方から声をかけてもらうことが多く、(その際に)色んなことを教えてもらっているので、大変良くしてもらっています」と話し、「チームいること自体が最大の収穫」という感じで振り返ってくれました。

 八村の高校生活最後の大会になるウィンターカップは、12月23~29日に東京体育館で開催されますが、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。また、明成の3連覇はあるでしょうか。


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