カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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ダウンタウンにあるUBC生涯教育のキャンパス

ダウンタウンにあるUBC生涯教育のキャンパス

カナダでは日本のような入学試験がなく、高校の成績などを提出して、審査に受かると、入学資格を得ることができます。

ただし、学校によって、審査方法、つまり入学申請も違うということで、今学年で高校を卒業する予定の娘がいる私も、大学入学の説明会に行ってきました。我が家の娘は日本の高校三年生にあたるグレード12(12年生)です。

今回、出席した説明会はブリティッシュコロンビア大学(UBC)。2015年のタイムズハイヤーエデュケーションランキング(Times Higher Education World University Ranking)で世界34位。カナダでは19位にランク入りしたトロント大学の次になります。ちなみに東京大学は43位です。

いわば名門校になりますが、日本のような大学入試がないことを説明会でも確認してきました。


インターネット上での説明会もあります

インターネット上での説明会もあります

では、どうやって入学許可をするのか?というと、グレード12、つまり高校3年時の成績...そして、ブリティッシュコロンビア大学ではPersonal Profile(個人プロフィール)を作成すると聞きました。

この個人プロフィールでは今までに克服してきたこと、どんなことを成し遂げてきたか、それらのことから何を学んだか、大学でどのようなことを学んでいきたいかなどについて、質問されるそうです。自己アピールなのでしょうね。必要書類は学部によっても違い、ウェブサイトによると、商学部では決まった質問に関して答えるビデオを作成するとありました。

日本で生まれ育った私にとっては、あまりにも違う「大学進学」準備で、娘をサポ―トすることなど不可能だなと感じています。

娘の話ではバンクーバー近郊にある別の大学、サイモンフレーザー大学は個人プロフィールは必要なく、成績を提出したら終了だったそうです。こういう話を聞くと、UBCのほうが成績だけでなく「人」も見ているようで好感が持てました。






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タグ:偏差値、

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