ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

ライトアップする大通りの建物

ライトアップする大通りの建物

ネパールの人々が楽しみにしているお祭り「ティハール」です。5日間のお祭りの期間中は、人間とつながりの深い動物たちを礼拝したり、富と豊穣の女神ラクシュミ(吉祥天)を家に招き入れたり、女性が男性の兄弟に力を与える儀式を行います。この儀式の吉兆時間も毎年暦から占って発表されます。


イベントのステージではダンスで盛り上がり

イベントのステージではダンスで盛り上がり

今年は燃料危機の影響で、祭りに必要なオイルランプの油や胡桃などのナッツ、ドライフルーツ類は不足、高騰しています。長期化するこの状況に国民はかなり疲弊してきていますが、ビルや商店がイルミネーションを灯しはじめると、おのずと祭り気分が高まってきます。国民の気持ちも幾分か華やいだ気分にさせてくれるようです。


小さな商店もささやかですがお祭りデコレーションでキラキラ

小さな商店もささやかですがお祭りデコレーションでキラキラ

さて、内務省からはこの期間中「爆竹と花火の輸入、販売、使用の禁止、大音響で歌い踊るプログラムも午後10時まで」と通達が出されました。政府が決定して、警察が見回ってないと集団で羽目をはずして収拾がつかなくなってしまうので、あらかじめ牽制しています。

お隣のインドでは「ディワリ祭」と呼ばれ国中が最大に盛り上がるお祭りになります。そのため爆竹や花火で大気汚染が予想され、汚染物質の濃度も健康に害を及ぼすほど危険なレベルになるそうです。やはりネパール、特にカトマンズ盆地では爆竹禁止は正しい判断だと思います。







レポーター「うえの ともこ」の最近の記事

「ネパール」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives