チリ

チリ:サンティアゴ

鰐部マリエ(わにべまりえ)

職業…フリーランス・フォトライター
居住都市…チリ(サンティアゴ)

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壊れたマネキンもなんのその、絶賛販売中!

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サンティアゴの観光地といえば、サンクリストバルの丘や魚市場やモネダ宮殿などが有名ですが、個人的にとても面白いと思う隠れスポットがあるので、ご紹介したいと思います。その名も「ビオビオ」というちょっと不思議な響きがするその場所は、様々なアンティーク品などが並び、アーティスティックな置物や家具など、普段なかなか見ることのないような不思議なものが至る場所で、格安で売られています。


鉄製のアンティークを取り扱う店には、様々なランプなどが販売されています。

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そんなビオビオは、元はサンティアゴの屠殺場として栄えたフランクリンという地区で、治安はあまり良いとは言い難い場所です。そのため、カメラを片手に撮影などをしていると、プロの泥棒たちがスリをする場合もあるので、注意が必要です。しかし、しっかりと注意しながら買い物をすれば、おもしろい掘り出し物と出会えるかもしれないので要チェックな場所でもあるのです。


こんな椅子なんて見たことない!?不思議な椅子が売られています

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例えば、100年ほど前にチリの上流階級の子供たちが使っていたヨーロッパから輸入した革靴や、80年近く前にボリビアから輸入されたリャマが形作られた銀のスプーンや、そして本物かどうか怪しくもありますが、紀元前に中東で使われていたコインなどなど、ちょっと不思議で見ているだけでも面白いもので溢れています。昔チリはスペインの植民地だったこともあり、ヨーロッパから輸入されたアンティーク品なども多くあります。


絶妙なセンスで組み合わされて売られる雑貨たち

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通常日曜日のみ開催されるビオビオのマーケットは、サンティアゴの地下鉄2号線「フランクリン駅」を降りてすぐです。不思議なアンティークマーケットに興味がある方はぜひ足を運んでみてください。



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