実は今年2015年は、オランダでミッフィーの絵本が初めて発売されてから60周年に当たる記念年。
6月の記念日から、ユトレヒトにあるディック・ブルーナハウス(通称:ミッフィー博物館)では、さまざまな記念展示を行っていました。
※このミッフィー博物館、2015年7月から12月まで改修工事で閉鎖中。その期間中も、真向かいにある中央博物館(Centraal Museum)の一画に場所を移して展示は続けられています。
上の展示、男性が前を横切っているのが分かりますか?
とっても大規模な展示です。
その記念イベントの一環として、世界中のアーティストが身長180cmのミッフィー像をデザインアレンジしてる「ミッフィー・アートパレード」の展示もあちらこちらに。
このデザインには、日本人アーティストも15名参加しています。
日本人アーティストの作品は、こちらからご覧になれます。
http://miffy60-exhibition.jp/art-parade/japanese/
そしてつい先日の10月8日に、このミッフィー像43体のオークションが開催されました。
世界中からオークションに参加があったようですが、ご当地のユトレヒトでは、地元民が像を地元に残そうと奮闘した様子。
像が残らないのを懸念した女性がクラウド・ファンディング(インターネット上での募金)で約8000ユーロを集め、1体競り落とすのに成功!
この像は、ユトレヒトの図書館に寄贈されるそうです。
その他、ユトレヒト中央美術館も2体を競り落とし、投資会社コリオも一体購入。
ユトレヒトにあるカフェのオーナーが、ご近所の人たちの支援で一体を購入した例も。
ちなみに、この全体の売り上げ約60万ユーロは、ユニセフに寄付されるそうです。
日本でも来年にかけて開催中のミッフィー展で、アートパレード像が全国を巡回するそうです。
ご興味あれば、ぜひ観に行ってみてくださいね。
詳細
http://miffy60-exhibition.jp/
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2 - Comments
YAMAOKAより:
2015 年 10 月 29 日 17:54:07
誕生地だと、周年への思い入れも大きいのでしょうね。
十勝の百貨店でも昨年、ミッフイーの展示会が行われました。
道東で初めの開催ということもあり、たくさんの親子連れが訪れていました。
改めて世界的な人気を実感しました。
倉田直子より:
2015 年 10 月 30 日 23:32:51
山岡さん
そうですか、そちらのほうでも展示があったのですね。
こちらの展示についていた説明は蘭語、英語に続いて日本語だったので、日本での人気の高さは本国でも知るところなんだと思います。
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