先日、バンコク市内の有名デパートで「ジャパンフェア・イン・バンコク２０１４」が開催されました。
これは日本の最近のカルチャーを紹介するという趣旨のイベントで、日本からは有名なアイドルタレントがゲストとして来ていました。

会場に設営されたステージの上では、アマチュアグループらしいタイ人の女の子たちが日本の曲に合わせてダンスを披露しています。
またアニメ商品の販売や、お祭り風情のブースも開かれ、大勢の人が集まっていました。

でも、中でも特に目を惹いたのは、会場に集まった一般の若者たちのコスプレでした。
青やピンクのウィッグにアニメキャラクターのコスチュームを身につけ、カメラを向けられればポーズを決めてカメラ目線で答えてくれます。
このアニメ系のコスプレは日本でも特定の場所では珍しいことではありませんが、まさかここバンコクで日本と同じように浸透しているとは思いませんでした。まさに、目から鱗の状態でした。

最近のアニメには全く無知な私ですが、それでも華やかなコスチュームや、キャラクターになりきっている若者を見ていると、こっちまで楽しくなります。
中でも完成度の高いコスプレ姿の女の子の周りには、一般の人が輪をなしてシャッターをきっていました。私も思わずパチリ！

一過性よりは定着した浸透性を感じさせるバンコクでの日本アニメ文化。彼らがコスプレを楽しめるようなイベントを、ぜひ増やしてあげて欲しいものです。

レポーター「青柳 みちよ」の最近の記事

• バンコクで「桜まつり」が開催されました
• 色が変わる不思議なお茶「バタフライピー」
• 知る人ぞ知る「ドラゴンタワー」の奇想天外な魅力

「タイ」の他の記事

• バンコクで「桜まつり」が開催されました
• 色が変わる不思議なお茶「バタフライピー」
• 知る人ぞ知る「ドラゴンタワー」の奇想天外な魅力