カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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好天に恵まれたチャリティ・ラン

好天に恵まれたチャリティ・ラン

今年はアイスバケツチャレンジが社会的に社会現象となりましたが、カナダではチャリティスポーツイベントが盛んです。

ぱっと思いつくだけでも、
・アンダーパンツアフェアー
(子宮がんなど下半身のがんの研究資金の募金。下着もしくは水着姿で5キロまたは10キロ走)
・CIBCラン・フォー・ザ・キュア
(乳がんの募金。5キロ走)
・マイルズ・フォー・メンタルヘルス
(2.5キロか5キロ走)
・トランスプラント・トロット・バンクーバー
(臓器移植に関する啓蒙のための5キロまたは8キロ走)
・ラン・フォー・ウイメン・バンクーバー
(女性のメンタルヘルスに関する募金。5キロ、10キロ走)
など。

マラソン大会の数は日本と比べると少ないものの、5キロや10キロ走のイベントが多く、それらがチャリティと関係しているのが特徴です。

中でも人気が、9月半ばのテリー・フォックス・ラン。

テリーフォックスはカナダ人ならだれでも知っている有名人、ヒーローで、骨肉腫で片脚を切断した後、がんの研究資金を募るため、カナダ横断マラソンの旅に出かけました。義足で毎日マラソンの距離を143日間、走り続けたのですが、癌の転移で横断は途中断念。結局、22歳の若さで亡くなりました。

私自身、サバイバーで、一方、母はがんで亡くなっていることもあり、仕事などで、どうしても都合がつかない年を除き、できる限り毎年、参加しています。家族でランナーは私だけなのですが、夫や子どもたちはコースを歩いています。


まずはエントリー。しばらくご無沙汰の友人に会うことも珍しくありません

まずはエントリー。しばらくご無沙汰の友人に会うことも珍しくありません

テリー・フォックス・ランはカナダで最も大きいチャリティイベントで、カナダ各地で行われています。ここグレーターバンクーバーと呼ばれるバンクーバー周辺でも、各市で開催されていて、マクドナルドや地元のスーパーも支援してくれていて、参加者への水やジュース、走った後のフルーツ、お菓子、スナックなども提供してくれているので、お祭りムードいっぱいです。

天気もいいし、少額ですが募金をして、家族で走ったり歩いたりと健康的なことをして、最後に美味しいクッキーをいただいてと、楽しい一日でした。


ポスターの前で記念撮影も恒例。

ポスターの前で記念撮影も恒例。




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