日本

日本:千歳市

高橋 久美子(たかはし くみこ)

職業…専業主婦
居住都市…北海道千歳市

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

扶蘇山城内の落花岩(※後述)辺りから望む白馬江と遊覧船

扶蘇山城内の落花岩(※後述)辺りから望む白馬江と遊覧船

アンニョンハセヨ(こんにちは)。韓国は大昔から日本との繋がりがあります。その中でも「百済」は歴史の教科書の割と早い時期にも登場するので、知っている方も多いのではないでしょうか。仏教などは、百済を経て日本に伝わったとされています。
その「百済」の最後の都であったのが「扶余」です。テジョン市からは車で約1時間半の場所にあります。
この扶余、見どころはやはり、「白馬江」でしょう。この「白馬江」は「白村江の戦い」があった川と同一のものとされています。
また、扶蘇山城にあったとされる王宮に仕えていた女性たちが「白馬江」に飛び込んで自害した「落花岩」も観光名所となっています。


ゴラン寺のゴランとは、ゴラン草のことで、日本語では「ミツデウラボシ」

ゴラン寺のゴランとは、ゴラン草のことで、日本語では「ミツデウラボシ」

扶蘇山城の裏、白馬江に面した場所には、「ゴラン寺」があり、湧き水が有名です。その寺のすぐ下に船着場があり、白馬江から落花岩を臨むことができます。コースはいくつかありますが、観光客は一般的にグドゥリ船着場までのコースとなり、片道4000ウォン(約400円)です。


遊覧船から見る落花岩、その由来は飛び降りる女官たちの服が舞い落ちる花弁のようだったからだそう

遊覧船から見る落花岩、その由来は飛び降りる女官たちの服が舞い落ちる花弁のようだったからだそう

約1400年前に多くの日本人が百済を守るため命を落とし、また多くの日本人が百済の人たちを救うため日本へ亡命させた…今では長閑な景色に想像もできませんが、そんな大昔の歴史に思いを馳せる旅となりました。




レポーター「高橋 久美子」の最近の記事

「日本」の他の記事

タグ:白村江,扶余

  • 869 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives