あなたは何人家族が理想ですか?
アンニョンハセヨ(こんにちは)!
韓国で暮らしていると、親戚や友人、果ては通りすがりのおばちゃんなどからも、かなりプライベートな質問をされることがあります。例えば、通りすがりのおばちゃんが子どもを見て「自然分娩だったの?帝王切開?」なんてこともありますし、子どもが満1歳を過ぎたあたりから「二人目は?」とどこへ行っても聞かれます。
ママ友など友人たちと集まって話しているときには、気心知れた仲であることもあるのか、もっと突っ込んだ話が出ます。「避妊しているか」などと言った質問は、ある程度仲良くなったほとんどのママ友から聞かれたことがあります。
そんな中、興味深い話題は「家族計画」です。最近では子どもは男女関係なく一人や二人で十分という人が増えています。その場合、避妊手術が選択肢にあがると言います。その他の方法は100%の避妊ではないためです。そして理想の人数を出産後に手術をする場合、男性が手術を受けるのが普通だそうです。未だ男尊女卑が色濃く残る韓国では意外でした。
実際にママ友の一人も、最近ご主人と避妊手術について話し合っているのだそうです。これ以上子どもを育てることはできないし、かといって妊娠した場合に中絶を選ぶのも嫌だからということでした。ご主人は、受けてもいいと言っているけれど、友人が男の子がいないことが義家族への気持ちとして引っかかり、まだ悩み中なのだそうです。
避妊手術を受け入れる男性もいる一方、やはりどうしても嫌だと言う男性もいます。主人の友人家族も最近その話題になったそうですが、その家のご主人は「手術を受け入れるくらいなら、一生その行為をしないほうがマシ」と言っているそうです。
倫理的な問題等で手術自体賛否あるでしょうけれど、普通にこのような話題があちこちでされること自体、文化の違いなのかなぁと思います。
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3 - Comments
道下より:
2014 年 07 月 26 日 16:56:43
実に興味深いリポートです。去勢ということでしょうが、男性の立場からいうと「なかなか勇気のいる話だ」と思います。しかし、一方では一理あるかなとも。避妊具の品質が世界最高水準にあるといわれる日本においてはやっぱり「手術」には抵抗感があるでしょうね。もしかすると、整形も含めて「手術」自体に抵抗のない国民性ですか?
高橋久美子より:
2014 年 08 月 06 日 12:45:52
先日もまた、ママ友たちとの間にこの話題が出ました。男性側の手術としては「結ぶ」と「切る」があるそうですが、ある夫婦は「切る」を選択したため、もう一人欲しくなったけれど残念ながら無理だ、という夫婦がいるという話です。
避妊具は日本からの輸入品もあり、その品質の問題ではないようです。避妊具は使用方法などによっては避妊に失敗する可能性もあり、経済的理由・理想の家族人数などで「100%」を望む場合に手術を選ぶのだそうです。
道下より:
2014 年 08 月 09 日 14:49:19
理想の家族人数ですか、そういえばそんな国民性を垣間見るときがありました。受験が加熱していくのもその延長戦でしょうかね。人生設計というか、何というべきか…
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