オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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W杯ブラジル大会の準決勝が、7月9日に行なわれました。対戦したのは、もちろん、オランダとアルゼンチン。結果はもう皆さん御存知のことと思いますが、オランダはペナルティ・キックで失敗し、惜しくも破れてしまいました。国民も、もちろんガッカリ、でしたが、試合が始まるまで、彼らの間の話題として持ちきりだったのが、『女王は、どちらの国を応援するのだろうか?』ということでした。


国王と女王もW杯ブラジル大会でオランダの応援に。(写真提供”Lindanieuws.nl)

国王と女王もW杯ブラジル大会でオランダの応援に。(写真提供”Lindanieuws.nl)

オランダのマキシマ女王はアルゼンチン出身で、国王(当時は王子)ウィレム・アレキサンダーと結婚したことで、もちろん今ではオランダ国籍を取得しており、自らをオランダ人と称しています。それだけではありません。オランダ語を3ヶ月でマスターした才女であり、心からオランダを愛していることを公共にの場で常に態度に表しているため、国民から最も愛されている王室の1人なのです。今回も女王は、試合が行なわれる前に女王は自ら、『私はオランダ人ですから、オランダを応援します』とメディアに答えてたため、国民たちは、なおさら大喜びだったようです。



しかし、残念ながら、オランダは準決勝で敗退。これで帰国するというのなら、準決勝まで残った、ということで、英雄扱いをされるはずなのですが。


この笑顔が、国民に愛される秘密。(写真提供:Onze11.nl)

この笑顔が、国民に愛される秘密。(写真提供:Onze11.nl)

もし、オランダが決勝まで勝ち進んだとしたら、国王(女王も、という予定もありました)と首相が、ブラジルまで出向くはずでしたが、それも叶わずに終わってしまいました。しかし、国の色・オレンジ色のマフラーを身につけ、国王と一緒にオランダを応援していた女王の姿は、多くのメディアで紹介され、さらに多くの国民から、人気を勝ち取ったようです。



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