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日本:千歳市

高橋 久美子(たかはし くみこ)

職業…専業主婦
居住都市…北海道千歳市

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家族3人分の韓薬、2歳の息子は1日3回、1回15ccずつです

家族3人分の韓薬、2歳の息子は1日3回、1回15ccずつです

アニョハセヨ(こんにちは)。世の中には体に良いと信じられ、摂取されているものがたくさんあります。しかし、「体質によっては逆に毒になる可能性もある」と言われたらみなさんどう思いますか?

先月初め、ソウル近郊の韓医院に行ってきました。先生は韓医学で有名なK大学を首席で卒業し、有名人の患者も多いそうです。私が住んでいるテジョンにも良い韓医院はたくさんありますが、主人の遠い親戚でもあったため、紹介で行ってみることにしたのです。

今回の目的は、韓国の昔の医学者が創設した「四象体質」に基づく診断と韓薬の処方でした。「四象体質」とは人間は4つの体質に分かれており、その診断結果によってかかりやすい病気や体に合う食べ物・合わない食べ物などを知るという、体質改善の治療法です。我が家は主人、息子、私全員が「少陽人」というタイプで、先生に「こういう症状はないですか」とズバズバと言い当てられました。この先生は昔ながらの「四象体質」に、近年新たに研究されたものなどを組み合わせて指導しています。
「少陽人」の場合、例として小麦粉製品や豚肉以外のすべての肉、辛い物などが体に合わないとされます。なんと韓国が世界に誇る「赤くて辛いキムチ」も、「高麗人参」も、体に合わないとの診断でした。栄養満点とされる食材でも、体質に合わなければ、合わないどころかむしろ毒になりガンなどを引き起こすものもあるとか。
処方された韓薬は、体質別の基本のものに、それぞれの症状に合わせプラスの薬が入ります。そして薬を飲む間は、きつい食べ物制限(量ではなく種類)を守ります。我が家は3人とも少陽人であったため、食べても良い食材がみな一緒で本当に助かりました。
韓薬とは、劇的に症状が良くなるわけでなく「ああ、そういえば最近なんとなく調子がいいな」となるものだそうです。そのため私は体調の変化を感じられずにいますが、主人は食べ物制限のためか、3週間で4キロ痩せました。韓薬は一般的に数万円と高額なので、韓医学をしっかり信頼していないとなかなか飲めないものですね。






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