オランダはかつてより、『長寿人口世界第２位』だったことを、誇り続ける国でもあります。（ちなみに第１位は日本、と彼らも認めています）。実際、１００歳を超えてもいまだに現役！　という、かくしゃくとした人はたくさんいます。しかし、なぜ長寿の人が多いのか？と、私自身も不思議に思っていました。
何か健康法に秘密があるのかも、と思い、義理の祖父に当たる人物（当年とって１０１歳です）や、その他、長寿の人たちに健康を保つ秘訣を聞いてみたことがあります。

長寿の秘訣の１つとして最も多かったのが、乳製品、特にチーズを１日に最低５００グラム、もりもり食べることなのだそうです。この場合、チーズ、それも熟成のきいたオランダ産のチーズを食べることに尽きる、というのですが、まあ、それはさておき、乳製品を多く摂取することにカギがあるようです。

秘訣の第２番目は、年をとったら、さらに足を鍛えることだそうです。足が丈夫な限り、年はとらない、とまで言われているオランダでは、自転車に乗ることが、『不老長寿の秘訣』なのだとか。
国民の９０％近くが毎日使用し、オランダの”足”、とも呼ばれる自転車ですが、天候にかかわらず、最低２～５キロは自転車に乗ることが理想とされています。

そして最後に、秘訣の３番目ですが、誕生日パーティや宴会など、人の集まりに必ず顔を出すこと、だそうです。オランダでは、いくつになっても誕生日パーティを行い、人生で最も重要なお祝い日とされています。それ以外にも、何かお祝い事で人が集まる機会があれば、家族・知人を問わず、顔見知り程度の関係であっても必ずお祝いに駆けつけ、他人と楽しく話をし、友人の輪を広げることが、心の健康を保つ秘訣とされています。

だとすれば、W杯にかこつけて（？）でも、サッカーのルールを知らなくても、友人・知人と集まって大騒ぎをするのも、健康を保つ秘訣の１つ、ひいては長寿の秘訣といえるのかもしれません・・・。

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