道産子の私にとって、いまだに居酒屋と言えば「つぼ八」です。その「つぼ八」が昨年、ここバンコクにオープンしました。
最初にオープン告知の広告を見た時は、そりゃぁ感動したものです。
世界中、日本風の居酒屋は数ありますが、昔から馴染みのある居酒屋は初めてです。
家から遠いため、なかなか行けずじまいでしたが、最近になってやっと念願がかないました。

日曜日の夜8時過ぎ、最初の客足の波が去った後らしく、思いのほか店は空いていました。
もしかしたら平日の方が、仕事帰りのサラリーマンで混み合うのかもしれません。
頼んだのはお刺し身や焼き鳥、天ぷらなど、ごく普通のお料理ばかり。
海外出店のお店では、味が一気に落ちることも少なくありませんが、「つぼ八」はちゃんと美味しい居酒屋でした。大満足です。

ここ数年、バンコクでオープンしている日本食レストランの数は相当なものです。かつてはどこの国でも「IZAKAYA（居酒屋）」「SUSHI（すし屋）」という看板が多かったのですが、今では海外に支店を出す店が増え、日本でよく知られた名前の店を見かけることが多くなりました。「つぼ八」「山頭火」などもその１つで、いずれの店もタイ人の数の方が多いことは言うまでもありません。

「つぼ八」が入っているのは「日本村モール」という、日本食レストランがびっしり入ったビルの中。
まるで日本のようなモールを見ながら、これからも「北海道の名店」が登場することを楽しみにしています。

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