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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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女子決勝の様子

女子決勝の様子

 台湾のサッカーのことは、これまで下記URLで紹介してきました。

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2011711145542


 3月22日に大学サッカーUFAの決勝戦が行われる、ということで、台北田径場(タイペイティエンジンチャン、陸上競技場のことです)へ行ってきました。


男子決勝の台北市立大學(天母校)VS輔仁大學

男子決勝の台北市立大學(天母校)VS輔仁大學

 私が到着した時、女子の決勝が行われていました。

 女子は台湾體育運動大學(台中市)と台湾師範大學(台北市)の決勝でしたが、4ー2で台湾體育運動大學が勝利し、2連覇を決めました。

 聞いた話では、女子チャイニーズタイペイ代表は、この両チームから多く選出されているとのこと。
 この試合を見ていて、「速度、判断能力、各選手のポジション取り、どれをとってもなでしこ(ジャパン)より落ちるし、もし、なでしこと試合をしたら、ひどい負け方するんじゃないか」と思い、台湾側のある関係者には大変申し訳ないのですが、そういう話をしました。

 


キーパー横っ飛び!

キーパー横っ飛び!

 女子の試合の後で行われた男子の決勝は、台北市立大學(天母校)と輔仁大學の対戦でした。

 試合は1ー1で迎えた後半35分、台北市立大學がバックパスのミスにつけ込み、ゴールを決めて2ー1で勝利。台北市立大學は、前身の台北體育學院時代(注:台北市立大学は、昨年8月から台北體育學院と台北市立教育大學が統合されてできた大学です)から連覇を4にのばしました。

 


4連覇を決めた瞬間

4連覇を決めた瞬間

 試合を見ていて気になったのは、両チームの選手たちがピッチに倒れ込み、担架が入るシーンが目立ったこと。特に輔仁大學は、試合前半からピッチから担架で運び出された選手に交代枠を積極的に使っていて、試合後半にその影響が出ました。

 日本や世界のサッカーを見慣れた私には、その選手たちのひ弱さが、どうしても気になりました。

 


張武業(ジャン・ウーイエ)監督の胴上げ

張武業(ジャン・ウーイエ)監督の胴上げ

 表彰式と校歌斉唱の後、台北市立大學の張武業監督の胴上げが行われ、その後も学生スポーツならではの光景が見られました。

 しかし、観客は前週のバスケットボールUBAと比べ、極端に少なく、寂しい限り。
 今の台湾では、スポーツチャンネルでリーガエスパニョーラやプレミアリーグといった世界のプロサッカーを観戦できますが、台湾内のサッカーが注目され、アツく燃える日はいつ訪れるでしょうか。


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