祝日の多いタイですが、連休となると、あまり多くありません。
そんな中、最も長い休みが取れるのは、タイの旧正月である4月の13日から15日の3日間。そこに振り替え休日や余分な休みをつけるなどして、ちょっとしたホリディーを楽しむ人が多いのです。

連休の過ごし方は人それぞれですが、旅行に行く人も多く、中でもバンコクから2時間半ほどでいけるホアヒンは人気のスポットです。

ホアヒンと言えば、王室御用達の由緒正しいリゾート地。マリンスポーツが禁止されているせいもあってか、若者よりも大人のカップルや家族連れが多いところです。
旧正月の頃は“絶対に混んでいる”とわかっているので、その時期に訪れたことはありませんが、小さな繁華街にひしめくレストランやバー、マッサージ屋さんは書き入れ時、さぞかし賑やかなことでしょう。

また、タイから近いベトナム、カンボジア、シンガポールやマレーシアも人気の高い旅行先です。１カ所に短く滞在し、2カ所、3カ所と梯子する人も少なくありません。

その反面、連休中のバンコクは“閑散”とします。悪名高い「ザ・バンコクの渋滞」も嘘のように消えうせ、お正月ということもあって高速料金も一部値下がりします。
連休は大抵、バンコクでおとなしく過ごす我が家にとっては、道路が空いていることが何より嬉しいご褒美。目的地にいつもより20分も30分も早く到着できる喜びは、バンコク在住者ならでは…なんて、チョッとせこい話ですね。

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