オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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オランダはすでに5月に入ってから、W杯ブラジル大会で盛り上がっています。どの企業もサッカー・グッズの開発に余念がなく、今週になってから街中が、オランダの国の色・オレンジ色に染まり、国民のほとんどが大会を待ち望んでいます。


実は、サッカーはオランダの国技です。今年冬に行われたソチ冬季オリンピックでスピードスケートで大活躍を見せたため、スケートが国技なのでは?と思われがちですが、サッカーもなかなかの実力派。それだけに、国民の力の入れようも相当なもので、サポーターがオレンジ色のシャツを着て一丸となり、観戦席で大騒ぎ(?)する様子を目にした方もいらっしゃることでしょう。


オランダ勢を応援するサポーターたち(写真提供:AD.NL)

オランダ勢を応援するサポーターたち(写真提供:AD.NL)

それでは、今年のオランダ勢は?というと・・・。国民の多くの声を聞いてみると、『3回戦だけで、帰国!』『完敗』『ブラジル土産を持って帰ってくるだけ』などと、かなりの酷評のようです。


ペットまで、オレンジ色で大会に備えています!

ペットまで、オレンジ色で大会に備えています!

これはなぜなのでしょうか。オランダ勢は、技術的には優れた選手が多いということですが、機敏さや試合へのガッツが足りない、とよく言われます。また、オランダ勢の特徴として、最初に得点を入れると、『もう大丈夫!勝てるに決まっている』と、すぐに力を抜いてしまうのが欠点だそうです。


それでも、ブラジルまで観戦に行くオランダ人たちの数は減ることはありません。優勝できない(失礼!)と、すでに分かっていながら、なぜ、応援するのでしょうか。『一重に、それは愛国心があるからさ!』と1人のサポーター。確かに、その通りかもしれません。


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