スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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セーラーをイメージした婦人服

セーラーをイメージした婦人服

最近、スウェーデンの洋服店に行くと、よく見かけるのが「カモメの水兵さん♪」を思い浮かべる服。

マリンブルーを基調にしたり、イカリ(日本の地図記号「港」でおなじみマーク)が描かれていたり、セーラー服のようなデザインであったり、何らかの「海のイメージ」をもたらすファッションが今年の流行のようです。


マリンブルーのワンピースも大人気。スポーティーにも着こなせそうです

マリンブルーのワンピースも大人気。スポーティーにも着こなせそうです

港町で市内でも至るところにカモメが飛んでいるヨーテボリに、非常にマッチするデザイン。
この流行の原点であるスウェーデンの大手洋服チェーン店「Kappahl」は、ヨーテボリの隣町モルンダールの発祥ですが、「地元のイメージに合うデザイン」という観点から始まった流行とも言えそうです。

後に、他のチェーン店でも、次々にマリンルックが広がっています。服にとどまらず、インテリア商品や小物にまで「海のイメージ」が広がっています。


子供服にもイカリなど海をイメージした模様

子供服にもイカリなど海をイメージした模様


マリンルックといえば、水着は不可欠ですね

マリンルックといえば、水着は不可欠ですね

以前には、スウェーデンの作品の登場人物の服装由来「ピッピ模様」の服が大流行したこともありましたが、流行のピークは過ぎた現在でも、いまだ健在なデザインです。
(過去の参照記事:http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2012425174510

その時も、あるメーカーで大人気となったファッションが、次々と他のメーカーにも類似品が現れ、服にとどまらず、小物なども…という点は共通していました。

私自身は、あまり「流行」にこだわりを持つタイプではありませんが、「流行はどこから始まり、どのように広がっていくのか?」
日本ではハローキティの流行時のように、芸能人の好みがきっかけになることもあるようですが、スウェーデンでは芸能人に影響をうける流行は無名、各国のその方向性の違いを考えてみると、なかなか面白いかもしれません。


バッグやインテリア商品までいたってセーラーのイメージ

バッグやインテリア商品までいたってセーラーのイメージ

いずれにしても、「今年の夏はマリンルック」で。
なかなか素敵な流行と思います。


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