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ネパール：カトマンズ
うえの ともこ
職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市（ネパール連邦民主共和国）
ナマステ！
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。
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ネパールと言えば、やはりマウンテンスポーツ。2008年にエベレスト登頂を成功させたネパール人女性の登山隊Seven Summits Womenのメンバーが、今年2月の南米アコンカグアの遠征を終え、活動報告会を行いました。
チームは7人ですが、1人アンナプルナに遠征中のため6人
7人のメンバーはネパールの異なる出身地、民族、バックグラウンドを持ち、小柄でごく普通の女性という印象です。それぞれ決して恵まれた環境で育ってきたわけではなく、幼い頃から家計を助けるために働いたり、14歳で結婚させられるところを逃げ出してきたり、カトマンズに出てきて住み込みでお手伝いをしながら学業に励んだそうです。
ヒマラヤ登山は男性社会で、結成当初は経験もない若い女性にエベレスト登頂は無理と言われていました。45日間の山岳地域でのトレーニング、ジム通い、ドキュメンタリーや映画を見てイメージ力を高め、登頂経験者に会って話を聞いたりしてメンタルトレーニングを積みました。資金面でも、スポンサーを募る努力を続けています。
7人全員が登頂を成功させると、周囲は彼女たちに一目置くようになり、そして自らもネパール女性の潜在能力、勇気と希望を見いだしました。そして七大陸の最高峰を目指すという目標を立てて挑戦中です。
自分たちの体験を世界の人々とシェアしたいと、環境保護、女性のエンパワーメント、教育の大切さを伝えるため、さまざまな活動を行っています。また、カトマンズでは希望者を募って週末にデイハイクやウオールクライミングを開催しています。エベレストサミッターの案内でハイキングができる機会は、そうありませんよ。
精力的に学校訪問、講演会を開き、生き生きと語る彼女たちに、尊敬と憧れの眼差しが注がれています。
6月には北米大陸最高峰マッキンリー山に挑戦します。7大陸の最高峰でネパール国旗がはためく日は近い！
http://sevensummitswomen.org/
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