台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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注目を集めたPS4

注目を集めたPS4

 台北ゲームショーで、神魔之塔(シェンモージーター)と並ぶ目玉は、日本で2月22日に発売されたPS4。台湾では昨年12月18日に発売されていて、台湾のゲーマーからは、「何でソニーの本社がある日本の方が(発売が)遅いの?」という疑問が出ていたほどです。私も「何で……」と思ううちの1人。

 いろいろ思うところはありますが、まずは日本で当時未発売だったPS4をプレーしたく、ソニーのブースに向かいました。


PS4のブース

PS4のブース

 PS4のブースはすぐに長蛇の列になり、整理券が配布され、その注目の高さを伺わせました。

 その中で、私がプレーしたのは「真・三国無双7 猛将伝」と「龍が如く 維新!」の2つ。
 「真・三国無双7 猛将伝」は、慣れていなかったこともあり、消化不良気味に終わりましたが、画質の良さに思わずため息が出ました。

 


規模が小さかったPS3のブース、18歳未満禁止のゲームは囲まれています

規模が小さかったPS3のブース、18歳未満禁止のゲームは囲まれています

 上の写真のように、壁に囲まれた18歳未満禁止のゲームのブースにあったのが「龍が如く 維新!」。こちらは、PS4版でプレイした後、PS3版をプレイしましたが、PS4版の画質の良さとキャラクターの動作の滑らかさは比較にならず、PS3版が「子供騙しじゃないか」と思えたほど。コントローラーもグリップがPS3よりも長く、持ちやすくなり、長時間のプレイも苦にならない感じがしました。
 
 ただ、ゲームが進化すると、その分、現実に近づいていくもののようで、画面に近い距離でキャラクターの主眼で画面を追いかけていたら、吐き気を催すようになり、それについていけなくなって来ている自分の姿に悲しくなりました。


販売コーナーでは、「本日分売り切れ」の貼り紙が

販売コーナーでは、「本日分売り切れ」の貼り紙が

 PS4の人気の高さは販売コーナーでも見られました。
 一部の商品は割引販売、低下のものは他の商品とセットで販売されていましたが、PS4の本体はもちろん、PS VItaもPS3も「本日分売り切れ」の貼り紙が貼られていました。


ゲームプロデューサーの小笠原賢一氏

ゲームプロデューサーの小笠原賢一氏

 ソニーのステージでは、「信長の野望・創造」のプロデューサーの小笠原賢一氏のファンミーティングを行い、PS4版の「信長の野望・創造」を紹介しました。

 また、台湾中国語版「信長の野望・創造」をPS3版、PS4版とも3月27日に発売することを発表しました。「日本の歴史ものが台湾でどうやって人気が出るんだ……」と私自身思ったものですが、反応を見ていると、熱心なファンの方の喜ぶ姿が見られ、驚きました。


 日本では、ヒット作のソフトの登場がPS4売り上げのカギを握りそうですが、様子を見ている限り、台湾も同じようです。その最有力候補は、発売日未定で台湾のPS4オフィシャルカタログにも掲載されている「ファイナルファンタジーXV」でしょうか。

 ハードだけでなく、発売されるソフトにも注目のPS4のようです。


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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2014 年 03 月 13 日 17:11:28

ゲームの進化には際限がないですね。そのたびに子供からねだられ、やり繰りに苦労している家庭も多いのでは。

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