ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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こういう店舗では物品により無税、またはVAT内税となっています。

こういう店舗では物品により無税、またはVAT内税となっています。

市場やスーパーマーケットで食材や日用品を買う場合や、ローカルの食堂などでは消費税は無税、または付加価値税VAT( Value Added Tax )が内税の形となっていますのであまり意識することがありません。一般庶民はどんな物品に税金が課せられているかを知ることはほとんどありません。



KFC の新メニュー、丼物です。

KFC の新メニュー、丼物です。

あるレベル以上のレストランやカフェで食事したり、ホテルの宿泊にはサービス料10%、さらにVAT が13%加算されます。
有名ファーストフード店でもVATがかかるので、パッと見、安いなと思っても、総支払い額は結構な額になります。
メニューの下の方を見てみると、小さな文字で書いてあります。


ピザハットのメニューの下の方、赤線のところに注目

ピザハットのメニューの下の方、赤線のところに注目

そして、一般の庶民の買い物で最も高い税率が課されているのが自家用車ではないかと思います。その税率は車種によっても違いがあるようですが、200%を超えます。
一例としてトヨタプリウスは1000万円でした!  
車の場合、消費税ではなく関税なので、消費者はこれが車両価格と思いがちです。もちろん車両価格も高いのですが、それ以上に税が高いわけです。それでも新車購入台数は伸びています。


今年度、ネパール国家の税収のうちVATは30%を占め、好調で消費が拡大していることを示しています。VATを納めている企業には3ヶ月ごとに還付の処理をしてもらえるシステムがありますので、領収書を保管して申請します。

物価が上昇の一途をたどり、税率も高過ぎではないかと感じています。



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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2014 年 03 月 28 日 15:22:23

日用品が無税というのは、日本でもぜひ実現させてもらいたいものです。

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