カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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春はそこまで来ています

春はそこまで来ています

バンクーバーのあるBC州では、デイライト・セービング、つまり日本で言うサマータイムを実施しています。サマータイムになる3月の第2日曜に、時計の針を1時間進めて、終了する11月の第1 日曜日に今度は1時間遅らせます。

サマータイムが始まると、これまで午後6時だったのが、1時間進めるので、7時になります。日没が一時間遅れることになり、すなわち夕方の明るい時間が1時間増えることで、節電などにも役立てるとされています。

サマータイムになると、晩ごはんを食べた後も明るいので、散歩に出かけたり、夕方が楽しくなるのですが、サマータイムに切り替わってしばらくは、私はプチ時差ボケになってしまい、数日、疲れています。

というのも、朝6時に起きなければならないのが、冬の朝5時になってしまうからです。身体が慣れるまで、寝不足状態が続くのです。

嬉しい(?)ことに、私だけではないようで、ブリティッシュ・コロンビア大学で睡眠について研究しているスタンレー・コーレンさんが、「1時間失うことで、サマータイムになって3日間は、死亡事故(交通事故)が3%から5%増える」と話していました。

数字で出ると、改めて気を付けなければと思います。

しかし、カナダ在住歴20年の私。お恥ずかしながら、今年初めて知ったのは、このサマータイム、カナダでもサスカチュワン州では実施していないそうなのです。同じ国でも、実施しているところと、実施していないところがあるなんて、ややこしくてびっくりしました。






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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2014 年 03 月 19 日 16:36:04

サマータイムの経験はありませんが、想像しながら「プチ時差ぼけ」という言葉に思わず納得してしまいました。生活のリズムが変わるのですから…。

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