ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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ネパールの山岳民族、そして登山の案内やサポート役として活躍する「シェルパ」。

チベット系民族である彼らの伝統的な主食は「ツァンパ」と呼ばれる大麦を炒って粉にしたものです。現地では普通バター茶で捏ねて食べます。日本の年配の方なら「はったい粉」といえばイメージできるかもしれません。


原材料、栄養価、レシピが確認できます。「グレートヒマラヤフード」http://www.greathimalayafoods.com/products.php

原材料、栄養価、レシピが確認できます。「グレートヒマラヤフード」http://www.greathimalayafoods.com/products.php

そのツァンパ、食物繊維、ミネラルやたんぱく質豊富、かつヘルシーという点に着目され、オシャレなシリアルとしてカナダのバンクーバーを中心に販売されています。

ツァンパだけですと粉っぽく単調で慣れない人にはちょっと食べにくい味なのですが、ヒマラヤピンク岩塩のみのプレーンをはじめ全4種のフレーバーがあります。お湯に溶いてスープ感覚で食べたり、料理に利用できるように工夫され、パッケージも新しくオシャレな印象を与える商品になっています。「ツァンパラテ」なんて一度飲んでみたいではないですか?


ツァンパは縁起物として、歓迎の印にも使われます。

ツァンパは縁起物として、歓迎の印にも使われます。

同商品は、登山やトレッキング前の食糧調達に需要が見込まれ当地カトマンズのマウンテンギアショップでも取り扱いがあります。

カナダでの販売価格はわかりませんが、カトマンズでは一袋900ルピー(ざっくり1000円くらい!)。オーガニック、遺伝子組み替えなしとはいえ、同じ量のツァンパなら市場で30円もかからず買えることを考えるとおいそれとは手が出ません…。

パッケージには「ダライ・ラマ14世も毎日食べられている、スーパーフード」などと書かれていて、それだけで「これはありがたい!素晴らしいものに違いない」と思わせますね。事実その謳い文句どおり、ツァンパは健康食品であるということは間違いありません。




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1 - Comments

道下より:

2014 年 12 月 09 日 15:48:05

エナジーフードはナイスキャッチですね。

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