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日本:東京

武藤 櫻子(むとう さくらこ)

職業…社長秘書、コピーライター
居住都市…東京都

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こちらが入口。多くの人が来ています。

こちらが入口。多くの人が来ています。

11月3日、府中刑務所に行ってきました。といっても収監されたとかそういう話ではありません。この日は府中刑務所で文化祭があり、一般に開放される日なのです。はじめて参加したので、よくわからない状態だったのですが朝10時の開門の少し前に行くと、大行列。こんなに多くの人が来るのかと驚きました。


こちらが庁舎。立派です。

こちらが庁舎。立派です。

大きく分けて、3つの人気スポットがあります。まず一つ目は刑務所ツアー、二つ目は府中刑務所特製パンの販売、三つ目は麦飯食堂。どれも大行列になるため、どれかひとつを選択することになります。私は刑務所ツアーに参加してきました。


ウォーキングツアーの行列。奥が門になっています。

ウォーキングツアーの行列。奥が門になっています。

去年まではバスツアーだったそうですが、今年はウォーキングツアーでした。ツアーの入口となる門の前はすでに行列。でも一度にかなりの人数が入れるので30分も待たずに入ることができました。
刑務所の中はもちろん撮影禁止。携帯電話を白いビニール袋に入れて、入口でチケットをもらい、帰る際にチケットを返却するというシステムです。チケットをなくさないよう注意をされました。大きな門がスムーズにあくと、広い空間があり目の前にまた門があります。入ってきた門がしまると、目の前の門が開くというシステムです。


チケットが手渡されます。

チケットが手渡されます。

刑務所内はとても広々として芝生なども手入れが行き届いていました。木工工場、印刷工場、体育館、入浴場などを見ることができました。どこも掃除がしっかりとしてあり、整理整頓されていました。
工場にはトイレが併設されているのですが、監視がゆきとどくよう個室もガラス窓でしたし、入浴場も全体が見渡せる場所に監視スペースが用意されていました。入浴のマナーが掲げられており、浴槽に入る前に体にかけるお湯は2杯まで、洗うために使うお湯は12杯まで、もみあげはここまで剃るようにという絵まで書かれていました。
また、食事のメニューやサンプルも置いてあり量が少ないなという印象をうけました。天気がよかったせいか、陰気な印象も受けませんでした。収監されている人がどこで寝泊まりしているかなどを見ることができなかったですし、もちろん収監されている人を見かけることもなかったので怖い印象もなかったです。

一緒に来た友人と話していたのですが、学校の行事として生徒は刑務所見学にくることがいいのではと思いました。というのも、犯罪を犯すとどういう場所にこなくてはならないかなどを知り、非行に走ることも減ることにつながるのではと思ったからです。


その他の見所はその2でご紹介します。


はしご車に乗れるイベントの様子。

はしご車に乗れるイベントの様子。


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