沖縄太鼓のチャリティコンサートがあって、取材に行ってきました。

グループの名前は鼓衆若太陽（ちぢんしゅう・わか・てぃーだ）。振り仮名がなければまったく読めません。拠点は沖縄県浦添市で、「琉球太鼓を通して沖縄県の伝統芸能の保存、継承、そして健全な青少年の育成に取り組んでいる」そうです。

太鼓が好きなので、取材の依頼を受けて「ラッキー！」と喜んで出かけたこのコンサート。エイサーや獅子舞、民謡などバラエティ豊かな内容と、力強い踊りで、思っていた以上に素晴らしくて感動しました。

鼓衆若太陽の皆さんは、以前からシアトルに2年に一度の頻度で訪れていて、距離にして250キロないバンクーバーにも2012年から足を延ばしてくださっています。前回はバンクーバーでも交流活動をされたと聞きましたが、今年は日程の都合で、コンサートが終了してから夜10時前にシアトルへのバスに乗り込んでいらっしゃったようです。

カナダでもTaiko（太鼓）は人気で、さまざまなイベントで登場します。ただし、琉球太鼓のほうは、日系社会を除いてはまだまだ認知度が低くて、コンサートに来た人たちの中には、「今までのTaikoのイメージを塗り替えた」などというコメントも聞こえました。

チャリティコンサートというのは、収益があしなが育英会東日本大震災遺児支援募金に寄付されるためです。

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