スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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現在、私が経験しているスペインでの離乳食の進め方。

今回は、生後6~9カ月の離乳食の進め方について受けた指導を紹介したいと思います。

<参考>
離乳食の進め方(生後5~6カ月)@スペイン
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201312176393


・<生後6カ月から~>
ゆでた野菜をつぶしたものを与える。さやいんげん+じゃがいも+ニンジンをゆでてつぶしたものから始め、それを1週間続けたら、鶏肉(皮なし、25~30グラム)を与え始める。

徐々に、トマト、玉ねぎ、かぼちゃ、青ネギ、フダンソウ(フダンソウは地域によって呼び方が異なるそうですが、私は「白菜」と呼んで育ちました)、レタスの葉などを与える。それらを与えるときには、じゃがいもに混ぜて与える(じゃがいもが半分の量)。

指導中に、野菜と鶏肉を煮たものをつぶしてあげたらよい、青ネギは便秘によい、などといったことを言われました。

葉の広い野菜、キャベツ(とその類)、ほうれん草、えんどう豆,アンティチョーク、テーブルビートは、10~11カ月まで与えてはいけない野菜として挙げられています。ちなみに、4年前にした第1子への離乳食で、野菜を使った離乳食の初期から、ゆでたほうれん草を与えていた私には、これには驚きでした。

塩やブイヨン・キューブは使わず、素材そのものの味であげる。また、オリーブオイルを毎日小さじ1与えるように、とのことでした。
乳幼児の発育に欠かせないポリフェノールやビタミンA、D、E、Kと いった成長過程に一番必要な微量成分が、豊富に含まれているからだそうです。

そういえば、アルゼンチンで第1子に離乳食を与えていたときにも同じことを言われました。乳幼児の成長著しい脳の発達に欠かせない脂肪酸を含むから、毎日小さじ1のオリーブオイルを与えてね、と。第1子のときには日本の離乳食の本を参照していた私。そこには、「脂」は胃に負担になるので離乳食では使わないようにとあったので、当初は驚きましたが、これも「ところ変われば」といいますか、スペインで私の周りを見れば、離乳食に限らず幼児食にも、上記のような理由で、オリーブオイルを積極的に取り入れているママが多いです。

というわけで、生後6カ月では、朝に果物、昼に野菜と鶏肉という1日2食の離乳食。母乳は、離乳食の後に「デザート」として授乳をするように、とのことでした。


生後6~9カ月の離乳食指導表@スペイン・バレンシア

生後6~9カ月の離乳食指導表@スペイン・バレンシア

・7カ月を過ぎたら、仔牛肉や赤ちゃん用ヨーグルトを与え始めてもよい。
8~10カ月ごろには、ピューレにし過ぎずに、触感が味わえるくらいまで形を残す方がよい、とのこと。

・9カ月を過ぎたら、白身魚(メルルーサ、メルルーサの稚魚、ヒラメ)を与えてもよい。魚は冷凍でも新鮮なものでも栄養価は同じ。

1週間のうち、週4日は鶏肉、残り3日は白魚というようにバランスを取るように、そしてタンパク質を与えるのは、(夜ではなくて)昼食にしてくださいと言われました。

アレルギーの心配がある青魚を与えるのは、15~18か月ごろまで待つこと。プレーンヨーグルトやハモン・ヨルク(日本のボンレスハムに似たハムで、味がマイルドで食べやすい), 仔羊肉を与え始めてもよい、とのことでした。

ちなみに、6カ月から1年までの離乳食の指導は、6カ月検診の際に一気に行われました。

というのも、赤ちゃんが元気であれば、6カ月検診の次の検診は1歳検診までないからです。

病院にはできるだけお世話になりたくないので、それもいいかあと思い、帰途につきましたが、やはり、初めての誕生日を迎えるまでの成長著しい時期には、身長など家では量りにくいことも知りたいし、かといって幼稚園などでも定期的に身体測定があるわけではないので、もう少し頻度を上げて定期検診があってもいいのになあと感じています。






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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2014 年 01 月 24 日 14:47:56

離乳食については各国のリポーターの皆さんから投稿があり、いつも興味深く読ませていただいております。多彩なノウハウは子供への愛情あってこそのものですね。

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