スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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地図を見てもわかるように市内から郊外に歩いていくと必ずぶつかるリオ(庭園)は、子連れに限らず旅の疲れを癒すのにぴったりな憩いの場所です。

地図を見てもわかるように市内から郊外に歩いていくと必ずぶつかるリオ(庭園)は、子連れに限らず旅の疲れを癒すのにぴったりな憩いの場所です。

私がバレンシアに初めて観光に来たとして、子連れだったら、どこに行くか?

滞在日数などによって候補地は変わってきますが、滞在期間が1~2日ならば、メルカド・セントラル(中央市場)やロンハなどの主要な観光場所を徒歩で回り、疲れたら市内を囲むようにある庭園(かつてトゥリア河が流れていたところを埋め立てた経緯から、今でも地元の人はこの庭園あたりのことを「リオ(川の意味)」と呼びます)に足を延ばして子供を遊ばせながらメルカド(市場)で買ってきた果物やボカディージョをつまみます。
バレンシア市内のどこからでもリオ(庭園)には徒歩でいけます。リオの場所によっては、公園やアスレチック、砂場、遊覧ボートがあるので子どもが大喜びすること間違いなし!トイレは、リオのなかに数か所あるカフェテリアをご利用下さい。



半日以上フリーな時間があるならば、ビオパルク(BIOPARC)もおススメです。ヨーロッパの子連れ観光地として常に上位にランクインしているこの動物園。以前こちらに記したこともありますが(過去記事ビオパルク:http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20111237320)、ビオパルクは、通常の動物園で気になる「檻」を感じさせないほど解放された空間に動物たちが住んでいるのが最大の魅力です。檻越しではなく動物と接することができます。動物との近距離はビオパルクならでは!一日に数回、鳥のショーやドキュメント上映なども行われているので、何回リピートしても飽きない魅力があります。
一つ欠点があるとすれば、ビオパルクは飲食物の持ち込みができないこと。水以外の飲食の持ち込みは禁止されています。もちろん、園内でレストランとカフェテリアがありますし、自動販売機もありますが、園内のレストランは割高なセットメニュー(大人用と子ども用)しかないので、せっかく食事が美味しいスペインに来ていただく食事の選択肢としては残念かもしれません(味はとっても美味しいです!)。


アルブフェラは景色もとても美しいです。車で少し中に入ると田園風景が広がっていて少し前の日本を思い出させるところもあったり。

アルブフェラは景色もとても美しいです。車で少し中に入ると田園風景が広がっていて少し前の日本を思い出させるところもあったり。

また、バレンシアは地中海に面しているだけに、季節次第ではもちろんビーチに行くのもおススメ!

レンタカーを借りられるならば、バレンシア市内から1時間ほどのところにある、イベリア半島で最大の自然湖 アルブフェラ湖も候補地として挙げてください。パエリアの発祥地だけあっておいしいパエリアを食べにいくのにもってこい!ボートで湖の周遊もできます(およそ45分、手漕ぎのボートで湖を回ってくれます。料金は、ボート1艇貸しきりでおよそ20~25ユーロ)。
アルブフェラからバレンシア市内への帰途途中にあるアルブフェラ自然公園やエル サレールという村に立ち寄るのもいいかもしれません!

安全で楽しい旅を!
ブエン・ビアへ!






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