新年早々、北米が記録的な寒波に襲われているというニュースを読んだ、imaの読者の皆さんも多いかと思います。

幸いにも私の住むバンクーバーは、旅行会社勤務の友人いわく、「カナダのハワイ」。極寒のカナダでは常夏と言いたかったそうです。ずっと最高気温はプラス6-7度だった一方、カナダの中央部からトロントなどのある東側にかけては寒波で大変でした。

最低気温はマイナス30度から40度。ラジオなどで「緊急の用がなければ、外出は控えよう」と声を掛けていたほか、道路の状態が悪いため、交通事故も多発していたそうです。

東に住んでいる親戚いわく、折角の年明け、冬休み明けの授業が、学校が休校になってしまって、子どもたちもがっかりだったそうです。

学校以外に大変だったのが、車の盗難多発。外出する際、エンジンをかけて温めるものの、あまりの寒さに時間がかかります。また、寒いために、車の持ち主は屋内で待っていることから、その間に車を盗まれるというケースが多かったと聞きました。

「お隣さんが、やられてしまって」
と親戚。
「うちも隣人が盗まれた1時間ほど前に、家族が同様にエンジンをかけたまま、家の中に入っていたので、ちょっとタイミングが違っていたら、やられたのは我が家だったかも」

しかし、とは言っても、マイナス30度という状況で、エンジンが温まるまで、車で待つのはつらいでしょうね。

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