タイ

タイ:バンコク

青柳 みちよ(あおやぎ みちよ)

職業…主婦ライター

居住都市…バンコク(タイ)

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あれ、ドラム缶で何か燃やしてる?

あれ、ドラム缶で何か燃やしてる?

散歩していると近所に住むおばさんたちが、ドラム缶で何かを燃やしている場面に遭遇しました。燃やしているのは「紙銭」、紙で作った偽モノの紙幣です。と言うことは…


袋いっぱいの紙銭です ご先祖様の「命日」かな

袋いっぱいの紙銭です ご先祖様の「命日」かな

かつて中国に住んでいたころ、中国にはお彼岸に当たる「清明節」という日があることを知りました。中国にも日本と同じように墓地があり、清明節にはみなでお墓参りをします。そして、その時に燃やすのが「紙銭」です。

「紙銭」を燃やす理由は、ご先祖様がお金に困らないように、との思いからだそうで、燃やすことでお金が“あの世”に届くと信じられています。
バンコクに住む中華系タイ人のこのおばさんたちも、きっと「あの世に届け!」とばかりに、「紙銭」を燃やしていたのでしょう。


春節のころに売られていた紙銭

春節のころに売られていた紙銭

ところが「清明節」は4月の行事です。今は8月、ずいぶん時期がずれているので調べてみると、清明節以外でも「紙銭」を燃やすことがあるそうです。
そういえば、中華系タイ人が多く住むこのエリアでは、時おり「紙銭燃やし」の場面を見かけますが、みんな時期はバラバラ。不思議に思っていたら、先祖の命日に燃やすこともあるそうですから、各家庭で時期が違うはずです。


最近では紙スマホや紙PCもあるそうです これは金の延べ棒

最近では紙スマホや紙PCもあるそうです これは金の延べ棒

長く母国を離れて暮らしても、国の大切な習慣を忘れることはありません。離れているからこそ、ちゃんとやりたいと思う気持ちが強くなるような気もします。
「地獄の沙汰も金次第」と言われる「紙銭燃やし」、一説では閻魔大王への賄賂とも言われています。“あの世”もなかなか大変そうですね。



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3 - Comments

いとうより:

2013 年 08 月 18 日 17:27:24

いとうです。
なるほど、たくさん燃やしてもらえばもらうほど、あの世でお金に
困らないのでしょうか?それなら、私のときは大量に燃やして欲しい…

そんなことを言っているようでは、供養もされないかもしれないですね。

石田より:

2013 年 08 月 18 日 23:56:38

ギャングが証拠隠滅で偽札を燃やしているのかと思いました(笑)

あおやぎより:

2013 年 08 月 19 日 16:27:23

いとうさん、石田さん、コメントありがとうございます。

閻魔大王に賄賂を渡せば、人間の皮をもらえると言う話もあります。
もいちど人間に生まれたいってことなんでしょうが、賄賂ってあたりがお国柄かな。
ギャングと言うより、ギャングの田舎のおばあちゃんと言う感じですね 笑

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