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インド:ムンバイ

及能 直子(きゅうの なおこ)

2009からヨハネスブルグ(南アフリカ)に滞在ののち、
現在、インド ムンバイに居住中

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高速道路で炎上する車。おかげで大渋滞発生です。

高速道路で炎上する車。おかげで大渋滞発生です。

南アに来て驚いたことの一つに、交通事故の多さがあります。

通勤で毎日、車を運転しますが、ラジオで流れている交通情報では毎日必ず何かしらの交通事故の状況がリポートされており、また、自分が運転中にも事故を目撃することは日常茶飯事です。

今まで目撃した事故では、軽い衝突で車が傷ついた程度の小さな事故から、トラックが横転し、積荷が道路に散乱していたり、自動車が炎上していたり等、色々あります。

南アでの事故の多さの原因は色々あると思いますが、最大の原因は、運転技術の低いドライバーが多いことに尽きると思います。



いかにも車高オーバーなトラックも、平然と走っています。

いかにも車高オーバーなトラックも、平然と走っています。

南アでは、運転免許証を取得するには、まずはLerner’s Drivers Licence(ラーナーズ・ドライバーズ・ライセンス)という免許証を申請します。
この免許は、正式な免許証を持っている人が同乗している場合に限り公道を走れるというものです。この免許書で、ドライビングスクール(と言っても、日本のように自動車学校の施設があるわけでなく、公道を走りながら教官に教わるタイプです)に通います。
ドライビングスクールで指導を受けるのは必須ではなく、実技試験前の最終チェックのために数回程度通う人が多いようです。
そして、実技試験を受けるためには、日本と同様、交通局のようなところで交通基本知識についての筆記テストを受けます。

テストも合格し、運転も大丈夫そうとなったら、いよいよ最後は実技試験です。
1回の実技試験で合否が判明し、不合格となれば、受かるまで実技試験を受けなければいけないそうです。

日本で運転免許証を取得するには数十万円がかかりますが、南アでは1回で取得できると高くても数万円程度のようです。

それでも、実技が受からない限り、検定料金を払い続ければならないため、貧しい黒人にはつらい出費となるため、一部ではかなりの数で不正に運転免許証の売買が行われているそうです。

そのためか、じゅうぶんな訓練を受けたことの無いドライバーが多く、時に彼らの無謀とも言える運転が大きな事故を引き起こすことも多々あります。このような不正運転免許証の流通を厳しく取り締まるべきだと思います。


荷台スペースをフルに活用した引越のようです。この荷姿で高速を走っているので、荷物が落ちてきそうで怖いです。

荷台スペースをフルに活用した引越のようです。この荷姿で高速を走っているので、荷物が落ちてきそうで怖いです。

南アはアジア諸国に比べると、欧米と変わりない道路整備水準で、比較的運転マナーもよいと言われていますが、ウィンカーを出さずに突然車線変更してきたり、急に止まったり、横入りしたり、高速道路を超低速度で走るなど、自分に非はなくとも相手の運転にヒヤリとさせられることがあります。


好きなところで止まり、好きなように走る、通称「タクシー」と呼ばれる黒人の乗り合いミニバス。タクシーは、運転マナーが本当に悪いです。横入りは当たり前、道が混んでいると、道路の端(本当は走ってはいけない)をスイスイと抜けていきます。マナーが悪い分、タクシーによる事故も多いです。

好きなところで止まり、好きなように走る、通称「タクシー」と呼ばれる黒人の乗り合いミニバス。タクシーは、運転マナーが本当に悪いです。横入りは当たり前、道が混んでいると、道路の端(本当は走ってはいけない)をスイスイと抜けていきます。マナーが悪い分、タクシーによる事故も多いです。

また、車検制度も無いので、ボロボロの車はズタボロ状態で、窓が割れてなくなった代わりにラップを貼りつけてしのいでいたり、ライトやウィンカーが点灯しなかったり、車体がつぶれてグチャグチャでもそのまま走っている車も、本当によく目にします。

その一方で、高級車やスポーツカーを乗り回している裕福な人もたくさんいます。
車を見ているだけでも、お金持ちと貧乏人の格差社会を強く感じるのが、南アフリカです。


タクシーは、車を買えない貧しい黒人にとっては重要な交通手段です。日本で言う定員15名ほどのワゴン車に、倍の人数がすし詰め状に押し込められている時もあります。日本の満員電車のようですが・・。

タクシーは、車を買えない貧しい黒人にとっては重要な交通手段です。日本で言う定員15名ほどのワゴン車に、倍の人数がすし詰め状に押し込められている時もあります。日本の満員電車のようですが・・。


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