オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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親のための成績表を手に持った、子どもたち。

親のための成績表を手に持った、子どもたち。

オランダのテレビで数日前、「親に採点するとどのくらい?」という番組が放映され、話題を呼んでいます。俗に、誰かを対象にして、善し悪しを”採点”することはタブーとされているオランダ。なぜタブーなのか?というと、それは、人間誰でも得意不得意があるのだから、絶対に優劣をつけることはできない、という考えによるのです。


しかし、どうやら、子どもが自分の親を採点することなら、ほほえましいので、OKとのこと。結果として、この番組も高視聴率を獲得しました。


番組内で、成績表を受け取る親たち。(写真提供:KRO)

番組内で、成績表を受け取る親たち。(写真提供:KRO)

採点法は、至って簡単。「君のお父さん・お母さんは料理が上手?」「君のお父さん・お母さんは、どんなとき優しい?」「お父さんとお母さんの、どちらが面白い?」等の質問に対して、小学生の子どもたちが評価を下すというわけです。


そしてその総合結果は?子どもたちから、最高の評価をもらったのは、母親のほうでした。父親は、「くだらないギャグばかりを連発してきて、笑わないと怒るから」「外出するときは、すごく気取っているくせに、家では下着だけでウロウロしてみっともない」などなど、ほほえましいというのか、厳しい評価というのか・・・。


この結果を見ると、オランダの子どもたちは親と”仲良し”で、あり、親というよりも、年上の友だちといった印象を受けますが、まさにそのとおりのようです。親の威厳をかざさず、常に子どもの立場に立って物事を考えるオランダの親たち。躾の点から考えると、余りにも子どもに自由を与えすぎている感も否めませんが、それでも親子が仲良しであれば、家庭内は円満。これぞ、親子関係を良好にするための秘訣、といえそうです。


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