カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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成田到着で思う

成田到着で思う

少し前から日本に里帰りをしています。

日本を出て、カナダで暮らすようになって、既に19年。年々、『浦島太郎』状態がアップしている私が、成田に到着して、ぎょっとしたことに、入国管理局の職員のマスクがあります。

風邪をひいているときなど、日本ではマスクを着用することはマナーであることも分かっています。入国管理局で働いていると、毎日、多数の海外からの渡航者と会っていて、現在も鳥インフルエンザのニュースが報じられているように、自分たちが感染するようなことがあれば、仕事が終わってから接するほかの人たちにさらに感染させるリスクもあります。

職員の人たちがどういう理由でマスクを着用されているのかは分かりません。ただ私の到着時にはほぼ全員がマスク姿でした。

飛行機で隣に乗り合わせたのは、白人のカナダ人女性。一緒に降りてきて、「わぁ~、日本! 今回はバンコクに行くので通過だけなんだけど、いつか旅行してみたいわぁ」などと話をしていた彼女も、マスク姿の職員たちにぎょっとするのが分かりました。

「えっと、日本には何か病気が流行っているの?」

日本では風邪を少しひいていてもマスクをつけるのが、マナーのようになっていること、とてもきれい好きであることなどを説明すると、彼女はようやく安心したようで、明るく手を振って別れました。

そういえば、最近、バンクーバー国際空港で仕事をすることもあり、空港内で歩いていると、カナダ人の渡航者から「ちょっと聞いてもいい?」と質問を受けました。そのときは、日本からの修学旅行生がそばにいて、3月ということで風邪をひいていた人も多かったのか、ほぼ全員がマスク姿でした。

カナダにはマスクの習慣はないので、彼らのいる空間だけが別世界。花粉症の可能性も加えて、たぶん…と説明しました。怖くなって、修学旅行生のそばから離れたという、私に質問してきた人は、やっと安心してくれました。

日本人の私でもびっくりするので、外国人だと、もっと驚くのでしょうね。






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