オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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ポルトガルの主都・リスボン近郊の町、オビドスでは毎年夏7月中旬から8月中旬まで、中世の町に”変身”します。これは一種の夏祭りで、城下町が再現される、という感じでしょうか。このオビドスの町の町民たちはこの期間中、中世そのものの身なりで生活する徹底ぶりで、国内外からの観光客を毎年魅了しています。


中世の騎士のスタイルで入場する、町の人たち。

中世の騎士のスタイルで入場する、町の人たち。

町民たちはまず、中世の騎士や婦人の格好をして、町の中を練り歩きます。日常生活も、この衣装のまま過ごす人が多いのですが、この町にやってくる観光客や訪問者も、同じように中世の雰囲気を体験をしたい!という人もいるため、仮装用の衣装を貸し出す屋台が立ちます。


町にあるホテルやレストランでは、中世の庶民たちが食べていた(であろう)食事をアレンジしたメニューが提供され、雰囲気は中世そのもの。町中では、自動車も使えますが、移動に馬を利用する人もいるほど、中世にこだわって徹底しています。


屋台では、お客さんも中世の衣装で。

屋台では、お客さんも中世の衣装で。

また、大通りにはたくさんのマーケットが立ち、売られているものはもちろん、中世に関連するものばかり!街角では、日長1日ミニ・コンサートが開催され、雰囲気を盛り上げます。ここでも、流れてくるのは、中世を思わせるチェンバロの響きやバイオリンの乾いた音。馬の蹄の足音がこれに加わると、本当にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。


オランダでも、夏になると各都市で同様の”中世祭り”が行なわれるのですが、中世のスタイルをした人びとが練り歩くだけのものが標準的です。しかし、オビドスのそれは、町民らの徹底ぶりが「プロ」といえるほどの素晴らしさ!今年の夏もまた、この祭りが、小さな町・オビドスで開催されますが、仮装をして自分も”中世人”になることを待ち望む人たちが、たくさん訪れることでしょう。


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