オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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3月11日から、寒さが逆戻り・・・とお伝えしたばかりのオランダですが、確かに冬並みの気温+強風!最高気温がマイナス1度、内陸部に至ってはマイナス5度という有様で、国民は週末からずっと震えっぱなしです。12月から3月まで、気温が10度を超えたのは、異常気象と呼ばれた先週の火曜日だけ。それ以外の日はどんよりとした曇天か、雪の日が続きました。


復活祭のシンボル・卵。

復活祭のシンボル・卵。

しかし、あと少しすれば春の訪れを告げる復活祭がやってきます。復活祭でおなじみのシンボルは、卵とうさぎ。一般には、この2つのシンボルに加え、ひよこやクロッカスなども、イースターの象徴とされています。しかしなぜ、卵とひよこが?と思い、ちょっと調べてみました。


卵は、「中からヒヨコが生まれる」ということから、「おめでたい」、「新たな息吹」を意味します。100年位前、オランダの農夫たちは、卵をたくさん地面に埋めれば(!)、ヒヨコがたくさん生まれ出てきて野原一面を多いつくすだろう、と考えたのだそうです。春に生まれるヒヨコたちでいっぱいの野原を”肥沃な土地”と信じ、復活祭には欠かせない存在のヒヨコや卵を、今でもイメージとして使っているというわけです。


ウサギの格好をした教師と一緒に卵を探す子どもたち。

ウサギの格好をした教師と一緒に卵を探す子どもたち。

農夫たちが、卵を地面に埋めたという言い伝えから、今でも子どもたちが行なっているのが、復活祭の「卵さがし」。各学校では、校庭の木々の下や生垣の中にチョコレートの卵を隠し、生徒たちは総出で探して回ります。本来ならば、年少組の生徒たちのみが楽しむイベントですが、小学校高学年生も、チョコレートがもらえるとあって(!)かなり真剣に卵を探して回ります。


復活祭の第1目は、「復活祭の朝食」を食べる日。小学校では、教師たちが父兄と合同で、卵を中心とした朝食を作り、持参します。生徒たちは、朝の授業返上で、復活祭の朝食を味わいます。最近では、いろいろなリクエストが生徒から出され、朝食作りも簡単ではなくなってきましたが、それでも、春の訪れを感じさせる、年に1度の楽しいイベントになることは、間違いありません。


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