ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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女性団体による首相官邸前での抗議活動。

女性団体による首相官邸前での抗議活動。

インドはデリーからとても残虐な複数のギャングによるレイプ事件が世界に報道されましたが、ネパールでも一つの事件を発端とし、大きな抗議活動が広がっています。
若い女性がカトマンズの国際空港に帰国した際、入国管理官に現金を奪われ、さらに警察に引き渡された後、警官にレイプされたという事件です。家族からの届出により事件が明るみになり、その後同様の事件が報告され始めました。



黒い影が女性のサリーに手を伸ばそうとしているデモ隊のパフォーマンス。

黒い影が女性のサリーに手を伸ばそうとしているデモ隊のパフォーマンス。

これら事件の他にも女性が暴力により亡くなったり、性的暴行事件を有耶無耶にし闇に葬り去られてようとしているケースなどがあり、捜査をしない、僅かの示談金で片をつけようとしたり、加害者が短期間の服役で放免されるなど、事件を事件として取り上げない怠慢な警察、政府に憤り、犯人への厳罰と早急な対策を求めています。事件の性質から、なかなか表沙汰になりにくいこともあり、さらなる被害者を生むことになっている状態です。そして多くの被害者が未成年です。


お皿をスプーンで叩いて猛烈に抗議する女子学生ら。

お皿をスプーンで叩いて猛烈に抗議する女子学生ら。

昨年暮れから、首相官邸前には毎朝、多くの主婦や学生らが集まりメッセージを掲げたり、シュプレヒコールを上げて抗議していました。中には自分自身が被害に遭い、今まで苦しみの中で生きてきたという少女もいました。女性蔑視、セクシャルハラスメントに対し怒っています。その数は膨れ上がり外国メディアにも取り上げられはじめました。13日目にはおおよそ千人規模に拡大し、国会議事堂までの行進を行いました。


抗議者は「汚い政府は必要ない!被害者に誠意を見せろ!これ以上は許さない!」という強い態度を示しました。ネパール政府がどのような対策をとり、被害者らに謝罪はあるのか?今、公正が求められます。



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