カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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入試がないカナダ

2013.02.03 up

センター入試が終わり、二次試験や私立大学試験に向けて、ラストスパートをかけている受験生や受験生の親御さんも多いことだと思います。

私の年齢だと、友人の多くが、受験生を持つ親の身の上。とにかくいつもの実力を出して欲しいと願い、お弁当のメニューや風邪、インフルエンザ対策など、いろいろ気をもんでいます。

我が家でも12年生、高校3年生にあたる息子がいるので、実家の父などから、息子の進路を心配して連絡があります。幸か不幸かカナダには日本のような入試がないので、のんびりしています。

さて、「入試がないなら、誰でも大学に入れるのか?」、「そういや、アメリカの大学は入るの簡単、出るの(卒業する)難しいって言うよね?」という質問を受けたこともあります。当然、誰でも大学に入れるわけではありませんし、入るのは簡単というわけでもありません。

大学入学は、高校時代の成績、バンクーバーのあるBC州の場合は州全体で行われる共通テストのようなものの結果、エッセイやボランティア活動などの、総合的な内容で判定されます。カナダは私立大学が少なく、大学は多くありません。その一方で、Timesの世界大学ランキングで上位を占める大学が多く、私個人は入試はなくても難易度は高いと思っています。数が少ないので、卒業者はエリートということになるでしょうね。

また、大学に直接入学するのではなく、コミュニティカレッジの大学編入コースで勉強してから3回生から大学に入る人も珍しくありません。コミュニティカレッジのほうが難易度は低く、大学のように大教室で勉強するわけではないので、教授の目が行き届きます。

大学に入ってもドロップアウトする子どもが多い中、少人数環境でしっかり勉強する癖をつけてから、大学3回生として編入するほうが賢明だという人もいます。

我が家の息子も高校の先生から、直接大学に入った場合、ドロップアウトの可能性が高いとして、コミュニティカレッジへの進学を進められました。

入試がないので、日本にいる友人たちのように、ハラハラする必要はありません。それでも、これから進学先が決まっても、卒業して就職するまで、親の私たちはやきもきしそうです。




コミュニティカレッジの説明会

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