今年は午年なんですね、こちらにいると、干支を意識する機会が減って残念です。さて、フランスでは馬はとにかく身近な存在です。馬を持っている人も多く、乗馬を趣味や習い事として楽しむ人が多いです。子供の習い事の一つとしても、サッカーやスイミングなどと並んで、乗馬もとても人気があります。週末にはポロも開催されることも度々。馬は家族の一員のように大切にされています。

フランスにはあちこちに乗馬クラブがあり、夫の勤務しているシャトーの敷地内にも乗馬クラブがあります。週末になると多くの人が、ぶどう畑内で乗馬を楽しむ光景が見られるんです。ぶどう畑と馬、なんとも自然でのどかな雰囲気です。

また、食文化でも馬は人気があります。現在は馬肉が以前より入手困難になっているので、馬肉を食べる機会は極端に減っているそうですが、それでも馬肉は人気があります。スーパーでも馬肉セクションはありますが、他のお肉類と比べて小さなセクションです。馬肉を食べる機会は多い家庭で一年に数回と、その貴重さと入手の困難さが伝わります。

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