右から三番目がマイクケリー、パンクバンド・ソニックユースのジャケットにも使われた作品です。
秋深まり肌寒くなってくると室内イベントが賑わうニューヨークですが、今秋のアート界では昨年自殺のショッキングなニュースが流れてから騒然の現代美術家マイク・ケリーの大規模なエキシビジョンが話題になっています。
死去後の集大成的エキシビジョンということもあり、オープニングでは噂を聞きつけていつもに増して沢山の人が押し寄せていました。入場口から既に長い列で展示室によっては異例の入場制限まで!まるでアート版のディズニーランド状態です。
エキシビジョンの会場はクイーンズのロングアイランドシティにある巨大ギャラリースペース・PS1で、PS1(Public School 1)というのは名前の通り廃校になった学校を再利用したギャラリースペースでニューヨーク近代美術館(MoMA)の提携施設でもあります。
MoMAやメトロポリタン美術館のように超有名アーティストの大規模な展示というよりはアンダーグラウンド系のかなりエッジの効いた展示が多いのが特徴です。
使い古しのぬいぐるみを使ったインスタレーション
今回の展示もビデオインスタレーションはトラウマになりそうな刺激が強い作品が多かったのですが、ニューヨークの土地柄か(オープンというか気にしない親が多いからでしょうか?)子連れ率が高かったです。かくいう私も乳児連れで行きましたが、うちの子は予想に反して楽しんでいました。。
この作品はマイクケリーが生まれ育ったデトロイトの河原で拾い集められた硝子やがらくたで作られています。
日本の美術館では全面的に撮影禁止のところが多いですがアメリカでは撮影が許される美術館や博物館が多く、今回のエキシビジョンではカメラは禁止でしたが「携帯電話のカメラでフラッシュ無しならどれだけでも撮影可」というユニークな形態がとられていました。
入り口広場に立てられた舞台用の巨大ドーム
マイク・ケリーのエキシビジョンは来年の2月2日まで。
PS1はMoMAのチケットを持っていれば購入後30日以内なら無料で入る事が出来ます。現代美術に興味がある人にはおすすめのスペースです。
PS1の正面、こうしてみると校舎の面影を感じます。
MoMA PS1 Exhibitions: Mike Kelley
October 13,2013 ? February 2,2014
22-25 Jackson Ave
Long Island City, NY 11101
http://momaps1.org/exhibitions/view/374
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3 - Comments
いとうより:
2013 年 11 月 08 日 10:56:59
いとうです。
作品も面白そうですが、カメラ撮影に関する決まりも面白いですね。
携帯だとこのような感じでSNSなどで拡散してくれる効果を狙っているのか
とも思います。
10年以上前、マンハッタンに行ったとき、チェルシー界隈がいいと薦め
られ、足を運んでみたのですが、このエリアは当時のチェルシーのような
新しいアーティストで盛り上がっている感じですね。
フミコ アンスポーより:
2013 年 11 月 15 日 01:29:00
いとうさま
そうなんです、PS1のあるロングアイランドシティエリアはここ数年で高級コンドミニアムが建ち工業地帯だった頃からは想像もつかないくらい変わってきているんですよ。チェルシーも今ではマンハッタン内では最もトレンディなエリアになっています。
石田より:
2013 年 11 月 17 日 14:30:26
子連れOKだったり、携帯カメラokだったり、見る人たちが楽しめるようにしてもらえるのはとてもうれしいですね。
私は2枚目にぬいぐるみのやつ見てみたい!!
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