フランス

フランス:トゥルーズ

田渕和恵(たぶちかずえ)

職業…塾講師(日本)/イラストレーター(フランス)
居住都市…岡山県新見市/フランス・トゥルーズ市/ブルキナファソ・ワガドゥグ市他

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前へならえ!!の稲穂たち

前へならえ!!の稲穂たち

今回は、岩手県平泉町から、
田んぼアートを紹介したいと思います。

東北地方ではおなじみの、縦に干すスタイル。
名付けて「から傘お化け」型。
古い傘で、一つ目でペロンと舌を出し
一本足でピョンピョン飛び跳ねる「から傘お化け」が、
ずら~~っと、こちらを睨んでいるようです。

道路に勢ぞろいしているものもありました。
少しずつ、形が違うのがお分かりでしょうか?


クルリンパーマのソフトクリーム型

クルリンパーマのソフトクリーム型

一方、こちらは、ソフトクリーム型。
西洋風のオシャレな「アンブレラ モンスター」でしょうか。
グルリグルリと巻きつけてあり、乾いた風にあたりやすい工夫が
なされています。

縦に干すスタイルは、「くい掛け」といいます。
「くい」という直立した棒に、いなほを外に向けてかけることが
多いそうです。
くい掛けには、ソフトクリーム型あり、
背が低い、ぽっちゃり型あり、
見ているだけで楽しくなります。


ずら〜っと、まるで、から傘お化けみたい。

ずら〜っと、まるで、から傘お化けみたい。

こちらは横に干すスタイル。
このやり方は、南北の方向に伸びるように組まれています。
午前中は東側に、午後からは西側にお日様があたるようになって、
よく乾くそうです。

横にかけていくスタイルを「ハセがけ」というそうです。
私が出会った田んぼは、三段でしたが、
一段もあれば五段もあるそうです。

岩手県平泉町をサイクリングして気付いたのですが、
地方によってではなく、
代々伝わってきた自分の家のやり方ではないかと思います。



ハセがけスタイル 

ハセがけスタイル 

今は、コンバインで収穫して機械で乾かすのが当たり前になり、
「くいがけ」「ハセがけ」をしてある田んぼは、なかなかお目にかかれません。
東北地方の、美味しいお米を味わいながら、
失われつつある日本の田園風景に癒される今日この頃です。



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タグ:米,食

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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2013 年 11 月 02 日 17:02:51

まさにアートですね。ソフトクリーム型が特に気に入りました。十勝の畑でみられる豆のニオ積みもなかなかのものですよ。

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