震災ガレキの漂着状況の説明会
少し前になりますが、バンクーバー水族館で、東日本大震災に伴う津波の被害による、震災ガレキの漂着状況についてのパブリックトーク、つまり説明会が行われました。
イベントは、海岸線などの清掃に取り組む、Great Canadian Shoreline Cleanupの活動の一環として開催されたもので、当初、予測されたほど、今のところは、カナダ西海岸にはガレキは漂着していないというものでした。
確かに日本から流れてきたような...
それでも、ハイダグワイという島にはハーレーが流れ着いていますし、説明会でのスピーカーの一人が見せてくれたスライドには、確かに日本から流れてきていますね...というものが写っています。
カナダでは、バンクーバー周辺に留学している日本人学生を中心にしたグループも、震災ガレキが漂着している地域にボランティアとして何度か訪れ、清掃作業に取り組んでいます。説明会では彼らの活動についても紹介してくれていました。
日本人として「ありがたいな」と思ったのは、説明会は、「カナダには日本の震災ガレキがこんなに漂着している!」といった主旨で行われたのではなかったことです。確かに漂着しているけれども、それ以上にタバコの吸殻やペットボトル、キャンディの包み紙のような、カナダの人たちが捨てるゴミのほうが、ずっと多い。そして、これらのゴミは海岸線の美化だけでなく、野生生物にとって危険だし、環境上でも問題だ、と、ゴミ問題としてとらえていました。
日本の震災ガレキがカナダにたどり着くのだから、カナダの海岸で出したゴミが日本にたどり着くことも十分ありえます。日本にかぎらず、たとえばハワイやオーストラリア、インドネシアなど、どこに流れつくかわかりません。あらためて、海岸線でのゴミ問題について考えさせられました。
震災ガレキが漂着している地域は、バンクーバーから距離があるため、私は日本人ボランティアグループの清掃活動には、なかなか参加できません。でも、説明会に出て、今後、海岸に散歩に出かけたときなどは、たとえばペットボトルなど、目に付いたゴミは少しでも拾うようにしようと考えるようになりました。
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3 - Comments
かなやより:
2013 年 11 月 04 日 14:59:53
仮に逆の立場だったとしたら、日本人がカナダのような捉え方をできるかどうか…。環境問題に対するカナダの懐の深さが伝わりました。
石田より:
2013 年 11 月 06 日 00:46:22
すでに2年近く経とうとしているのに、やっと漂着するのですね。
まだまだ震災は終わっていないです。
いとうより:
2013 年 11 月 06 日 18:08:04
いとうです。
趣旨がすばらしいですね。身近にごみが落ちていたら・・・今後はきちんと
行動したいと思います!
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