ネパールに来て驚くことのひとつはお肉屋さんの様子です。通りに面したところに置いたテーブルの上に、ヤギの生首やモヒカンカットのいのししが丸裸でごろんと横たわっているのです。その横でまだ命あるヤギが縄に繋がれて葉っぱをもぐもぐと食んでいるのはあまりにもシュールすぎます。水牛の肉塊を露なままにリクシャの座席と足置きに乗せて運搬していたりも。。。
買い物客が重さを告げると、適当な部位をなたで骨ごとぶつ切りにしてくれますが、正に「ぶった切り」で骨が粉々になっていたり、皮が連なっていたりでお料理する気分が失せてしまいます。
農村部には肉屋すらなく、鶏やヤギのお肉のと殺解体は家庭で行っています。カトマンドゥでもまだまだそういう家庭も多く、大型のヤギを買ってきた時には近所に声をかけて、余った分を買ってもらうということも。
意気がよい大き目のものを選んでいます?
先日は鶏が大安売りでした。籠に入れて売りあるいていて、人だかりが。1羽どれでも250ルピーと激安。地方で鳥インフルエンザが発生したとの報道もあったので、値下がりする前に処分しようとしたのでしょうか?
一緒に居た子どもが「今日はチキンにしよう。うちも買おうよー」とねだられましたが、誰があの鶏の首を切って、羽をむしるの?一家に一人はそいうことが出来る人材を育成しておくのが理想ですが、私にはとても…。鶏は首を切っても走り回ると聞いたことがありましたが、本当でなんですよ。走るまでではなくとも、しばらくの間は羽を激しくをばたつかせて生きているようなんです。うっかり近寄ると怪我をします。そんなこともネパールに来てから知りました。
カトマンドゥの肉屋で自動と殺マシーンを導入しているところもでてきました。鶏を足から吊り下げて、一瞬で首を落として羽まで取れるのだそうです。便利で効率的ですが命が軽々しく扱われているようでこれもなんだか。
日本ではきれいに部位ごとに切られてパックされているので、そういう裏の事情はまず知りえませんよね。
でもあの動物たちの命をいただいて糧となるという営みを知り、感謝の気持ちでいただくことが出来ますし、限りなくフレッシュというところが良いところです。
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