村へ滞在したいというお客さまと一緒に、知り合いの村へ遊びに行ってきました。トラック型のバスで、1時間半行ったところです。
宿泊先は、知り合いが立てた新築の家です。建築材料はすべて現地調達、知り合いが自分で建てた家です。

到着するとすぐに、知り合いの家族や村の人が集まって、ムームーと呼ばれる郷土料理を準備してくれました。
赤い実は、マリタのいうパンダナスの実で、この時期が収穫時期で、村人の大好物です。また、白いイモはタピオカというイモです。
調理の仕方がいろいろあるのですが、今回はすりおろして、水分を搾り取って、竹筒に入れて蒸し焼きにします。
季節折々の旬な野菜などと一緒にムームーという石焼蒸し焼き料理にしてくれます。これってすごい御もてなしですね。

このムームーが蒸しあがるまでの間、村の中を散策しました。子供たちが知らぬ間に、ぞろぞろついてきます。
村の中で見つけた2段重ねの箱はなんでしょう？傍らには、ヤギが悠々と寝そべっています。

これは、ミツバチの巣箱、はちみちの収穫は、この巣箱が３段になってからだそうです。でも、中を見せてもらうと、中には着々とはちみつを作っている模様です。

いつの間にか、村の案内役は、子供たちになっていました。カメラを向けるとみんな大はしゃぎ。こちらまで楽しくなって、子供のように大はしゃぎしました。
村には何もないという人がいますが、村には、買うものが何もないだけで、生活に必要なものは、なんでもあるんですよね。

レポーター「見形 明美」の最近の記事

• パプアニューギニアの選挙の盛り上がり
• パプアニューギニアのオープンなお葬式
• パプアニューギニア驚き2段重ね

「パプアニューギニア」の他の記事

• パプアニューギニアの選挙の盛り上がり
• パプアニューギニアのオープンなお葬式
• パプアニューギニア驚き2段重ね